どんなに景色のいいキャンプ場でも、道が車に合わなかったり、頼みの水道が出なかったりすれば意味がありません。まず条件で選び、景色はそのあとに考えましょう。

01

アクセスを確認する

舗装路か未舗装路か、最低地上高、4WD車が必要かどうか、川の渡渉があるか、サイトの長さ、転回できるスペースを確かめましょう。レンタカーや保険の制限は、道路そのものより厳しい場合があります。

最新の公式の警報に目を通し、大型車で行くときや到着が遅くなるときは、管理者に電話しておきましょう。

02

必要な設備で選ぶ

その夜に飲料水、トイレ、シャワー、電源、ランドリー、汚水廃棄場(Dump Point)、携帯の電波のどれが必要かを決めておきましょう。情報のない設備は、あるものと考えないでください。

設備の少ないキャンプ場には、必要なものを自分でまかなえる準備を整えて到着し、ごみや汚物は持ち帰りましょう。

覚えておきたいこと
  • 車が入れる
  • 水は確認済み
  • 暗くなる前に到着
  • 予備の候補を決めておく
03

キャンプ場まわりの天気を読む

強風の日は吹きさらしの海岸を、大雨の前は川沿いの低地を、嵐のときは枯れ木のそばを避けましょう。暑いときは日陰が大切ですが、頭上の枝は危険な場合があります。

写真映えする場所より、安全なサイトを選びましょう。

04

決める前に地面を見る

特に重い車の場合は、乗り入れる前にサイトを歩いて確かめましょう。地面のやわらかさ、隠れた切り株、アリの巣、夜に雨が降っても出られるかどうかをチェックします。

上も見ておきましょう。ユーカリは前ぶれなく枝を落とします。「ウィドウメーカー(未亡人をつくる木)」の呼び名が広く知られているほどで、大きなユーカリの真下でのキャンプは、理屈のうえではなく現実の危険です。

水はけも確認しましょう。晴れた日には快適な小さなくぼみも、嵐になれば水たまりに変わります。鉄砲水の起きる地域では、干上がった川床がいちばん危険な場所です。

覚えておきたいこと
  • 大きなユーカリの下では決してキャンプしない
  • 乗り入れる前にサイトを歩く
  • 干上がった川は前ぶれなく増水
05

日差しと風、日陰の動き

朝日がどこに当たるか見当をつけておきましょう。北部や内陸では、日なたのテントは朝7時には暑くて使えなくなります。午後の日陰は、眺めよりも価値があります。

海岸部でも内陸でも、たいていの地域では夕方に風が強まります。よく吹く風の向きにテントのいちばん小さな面を向けて張り、ガイロープはすべて張りましょう。オーニングは揺れ出してからではなく、寝る前にたたんでおきます。

熱帯では、風が虫を遠ざけてくれるので、風の通る場所を探す価値があります。砂漠では夜が冷え込み、風が砂ぼこりを運ぶため、風をよけられることのほうが大切です。

覚えておきたいこと
  • 朝日の当たる位置を考える
  • オーニングは寝る前にたたむ
  • 熱帯では風が虫よけに
06

水辺にはどこまで近づいていいか

水辺のキャンプは気持ちのいいものですが、制約もあります。熱帯の北部ではワニがいるため、どんな水辺からも50mほど以内では決してキャンプしないでください。洪水の起きる地域では、ひと目でわかる浸水ラインより十分に高い場所に泊まりましょう。

ほかの地域でも、水辺のすぐそばでキャンプすると、いちばん傷つきやすい地面に負担が集中し、野生動物が水を飲みに来る道もふさいでしまいます。多くの公園が水辺からの最低距離を定めているのは、まさにこのためです。

蚊やサンドフライ(刺す小さな虫)がいちばん多いのは、明け方と夕暮れのよどんだ水の近くです。岸辺のサイトより、50m下がって風の通るサイトのほうが、ずっと快適なことがよくあります。

覚えておきたいこと
  • ワニの生息域では水辺から50m
  • 水辺に近いと動物の水場をふさぐ
  • 離れたほうが虫が少ない
07

まわりのキャンパーと遅い到着

明るいうちに余裕をもって着きましょう。サイト選び、車の水平出し、危険の見きわめは、暗いとずっと難しくなります。夕方4時なら明らかにやめておくサイトでも、夜9時だとつい受け入れてしまいます。

混み合うキャンプ場では、割り当てられた区画の中に設営し、あとから来る人のためのスペースを残しましょう。発電機、まぶしい明かり、夜遅くの騒音の3つは、いちばん早くまわりに嫌われる原因です。

到着前に、合法的に泊まれる予備の場所を決めておきましょう。夕暮れにキャンプ場が満員なのは、不運ではなくよくあることです。行き先があれば、焦ってまずい判断をせずにすみます。

覚えておきたいこと
  • 明るいうちに余裕をもって到着
  • 発電機と明かりは嫌われやすい
  • 到着前に予備の場所を決める
08

虫が集まる場所

蚊やヌカカは明け方と夕暮れによどんだ水の近くに集まり、内陸のハエは暖かい日の日中がいちばんひどくなります。どちらの場合も、風の通るサイトは風の当たらないサイトより格段に快適です。

見落としがちなのがアリです。設営の前に、地面にアリの行列や巣がないか確かめましょう。アリの通り道にテントを張ると、誰にとってもつらい夜になります。

朝出発する前に、もう一度サイトを歩いて忘れ物がないか確認しましょう。道具をなくすのは、たいていこのタイミングです。

設営の前には上も見ておきましょう。ユーカリは前ぶれなく枝を落とすので、大きなユーカリの真下でのキャンプは、理屈ではなく現実の危険です。

覚えておきたいこと
  • 風があれば虫はたいてい減る
  • 設営前にアリの行列を確認
  • よどんだ水のそばには蚊
MAP

ルート上のスポット

CampgroundsCaravan parksFarm stays
FAQ

よくある質問

オーストラリアで良いキャンプサイトを選ぶには?+

景色より先に、地面、その上の木、近くの水を見ましょう。平らで水はけがよく、張り出した枝から離れ、川や水路より高い場所は、特に夏の嵐の時期には、写真映えする場所よりずっと価値があります。

キャンプサイト選びで避けたい場所は?+

干上がった川床や冠水しやすい低い道、前ぶれなく枝を落とす大きなユーカリの下、そして山火事の季節に斜面の下側になる場所です。午後の日差しと、よく吹く風の向きも確認しておきましょう。

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