はい、場所を選べばできます。罰金の対象になるのは禁止された場所でのキャンプで、多くの自治体は駐車した車の中で寝ることもキャンプとみなします。合法な選択肢は、予約したキャンプ場、キャンプを認めている州有林、そしてルールや標識で一晩の停車が認められた休憩所です。たとえばクイーンズランド州には20時間の上限があり、西オーストラリア州には標識のある24時間停車可の休憩所があります。

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州ごとのルール

「できる・できない」を一言で示している州はありません。休憩所の制限は道路管理機関、通り・ビーチ・駐車場のルールは自治体、国立公園の中は公園管理機関が決めます。そのため答えは、車を停めた土地を3者のどれが所有しているかで変わります。

休憩所の時間制限を州全体で定めて公表しているのは、クイーンズランド州と西オーストラリア州だけです。ノーザンテリトリーは、幹線道路の休憩所のうち一晩のキャンプができる場所を一覧で示しています。それ以外の州では、休憩所の標識が判断の基準です。ニューサウスウェールズ州は情報が食い違っていて、Service NSWは休憩所はキャンプ用ではないとする一方、2026年7月の計画実務ノートには、標識で別の指示がない限り休憩所でのキャンプが認められる場合がある、とあります。

州別の車中泊ルール(2026年10月に確認)
州道路沿いの休憩所自治体の通りと駐車場国立公園AussieCampsの休憩所
ニューサウスウェールズ州州全体の上限なし。標識に従う自治体の承認か標識での許可が必要。自治体が取り締まる指定のキャンプエリアのみ、最長21日869
ビクトリア州州全体の上限なし。標識に従う禁止する自治体もある。Surf Coast Shireは罰金A$300指定サイト。分散キャンプを認める公園もある651
クイーンズランド州標識がなければ最長20時間。キャンプ場扱いではない禁止する自治体が多い。ケアンズは自治体のキャンプ場以外の自治体の土地で禁止キャンプサイトはすべて有料の許可証が必要1,688
南オーストラリア州州全体の上限なし。標識に従うルールは自治体によって違う予約したキャンプサイトのみ391
西オーストラリア州標識のある場所に限り連続24時間までほかの場所でのキャンプは承認が必要指定のキャンプ場のみ1,661
タスマニア州州全体の上限なし。標識に従う無料の許可証を出す自治体もあるパークパスと指定サイト81
ノーザンテリトリー24時間キャンプ可の標識がある休憩所のみルールは自治体によって違う予約したキャンプサイト、居住者以外はビジターパスも必要211
オーストラリア首都特別地域(ACT)車でのキャンプはキャンプ場のみ許可証なしで公有地にキャンプするのは不可予約したキャンプ場のみ0
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国立公園で車中泊はできる?

公園がキャンプを認めている場所に限られ、それはほぼ例外なく、事前に予約か許可を取った指定のキャンプ場を指します。デイユースエリア(日帰り利用エリア)、展望台、トレイルの入口に車を停めたまま夜を明かすと、テントを張っていなくても無許可のキャンプになります。

クイーンズランド州では2026年、公園と森林のすべてのキャンプサイトが1人1泊7.75豪ドルで、テントで寝ても車で寝ても許可証が必要です。ノーザンテリトリーの公園はオンライン予約のみ、南オーストラリア州の公園はオンラインか代理店で予約でき、NSW州ではどの公園でも滞在は21日までです。

分散キャンプを認める公園もわずかにあります。ビクトリア州のアルパイン国立公園では園内の広い範囲で認められていますが、Parks Victoriaはテントの持参を求めていて、範囲も公園ごとに決まっているので、まず公園のページを確認しましょう。

覚えておきたいこと
  • デイユースエリアはキャンプサイトではない
  • 先に予約か許可証を
  • アルパイン国立公園は分散キャンプ可
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休憩所と、その制限の意味

クイーンズランド州では、標識で別の指示がない限り、一般車両とレクリエーション車両は休憩所に最長20時間滞在できます。ただし州は、休憩所をキャンプサイトではなく「停車場所」と位置づけています。大型車用の休憩所はトラック運転手専用で、午後7時から午前7時までは発電機を止めておかなければなりません。

西オーストラリア州では、一晩の滞在向けと表示された休憩所に連続24時間まで停まれますが、Main Roads WAはキャンプを想定した場所ではないとしています。キャラバンパークやキャンプ場以外の場所で夜を過ごすには、承認が必要です。ノーザンテリトリーは道路沿いの休憩所を1か所ずつ掲載していて、24時間の宿泊キャンプ可と示された休憩所でしか泊まれません。

どこに停めても、表示された区画の中に停め、トラック用の駐車スペースはあけておき、オーニング、椅子、テーブルは出さないでおきましょう。人が寝ているだけの車は休憩に見えますが、設営するとキャンプに見えます。

覚えておきたいこと
  • クイーンズランド州:最長20時間
  • WA州:標識のある場所で24時間
  • トラック用スペースはあけておく
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自治体・都市・海岸のルール

罰金の多くは、自治体の条例によるものです。ビクトリア州の海岸では、Surf Coast Shireが区域内のどこであれ車内で寝ることを違反とし、その場で300豪ドルの罰金を科しています。Cairns Regional Councilも、道路脇、エスプラネード、公園、駐車場、ビーチでのキャンプを禁止しています。

内陸の自治体の中には、旅行者向けに無料や低料金のエリアを用意しているところもあります。たとえばタスマニア州のNorthern Midlands Councilは、最長48時間の滞在に無料の許可証を出していますが、対象はトイレとシャワーを備えた完全なセルフコンテインド車だけなので、ほとんどの乗用車は使えません。

通りの標識だけでなく、停める区画の標識まで確認しましょう。時間制限、許可証ゾーン、宿泊禁止の標識が並んで立っていることも多く、そのすべてが同時に適用されます。

覚えておきたいこと
  • 海沿いには罰金を科す自治体も
  • Northern Midlands:48時間、セルフコンテインドのみ
  • 停める区画の標識を確認
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安全に過ごすために

ほかの車がいて、明かりがあり、すぐに出られる場所を選びましょう。できれば出口に向けて停め、貴重品は外から見えないところにしまい、ドアはロックしつつ、すぐ出られる経路を1つ確保しておきます。

換気は思っている以上に大切です。人が寝ている閉め切った車内は、数時間で湿気がこもって息苦しくなり、暑いときは危険です。防虫ネットをつけて、窓を少し開けておきましょう。

覚えておきたいこと
  • 出口に向けて停める
  • 防虫ネット越しに換気
  • 貴重品は見えない場所に
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一酸化炭素、暑さ、寒さ

寝ているあいだに、暖房や冷房のためにエンジンをかけたままにするのは絶対にやめましょう。ガスヒーター、コンロ、バーベキューを車内に持ち込むのも厳禁です。西オーストラリア州のガス安全規制当局は、一酸化炭素中毒の危険があるため、屋外用のポータブルガス器具をテント、半密閉の空間、キャンピングトレーラー、RV、屋内で絶対に使ってはならないと警告しています。

車中泊で実際にいちばんの制約になるのは、夏の暑さです。車内は日の出後すぐに暑くなり、北部では夜になっても熱がこもったままです。早めに1日を始めるか、日陰のある電源付きサイト(パワーサイト)を選びましょう。

内陸や高山では、冬の夜は氷点下まで冷え込み、車内はほとんど保温されません。気温に合った寝袋は、テントよりも車中泊でこそ重要です。

覚えておきたいこと
  • 就寝中のアイドリングは厳禁
  • 車内でガス器具は使わない
  • 氷点下対応の寝袋を選ぶ
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車で快適に一晩過ごす工夫

窓の日よけ、防虫ネット、ちゃんとしたマットレスがあれば、つらい一晩が、1週間続けられる寝床に変わります。なければ1晩はしのげても、すぐに疲れがたまります。

平らな場所に停めることは、思っている以上に大切です。停めているときには気づかない傾斜も、横になるとはっきりわかります。車の向きを変えるだけで解決することもよくあります。

長い旅なら、小さなバンや、座席を倒したワゴンのほうが、セダンよりずっと広く使えます。

覚えておきたいこと
  • まず日よけと防虫ネット
  • 寝る前に傾斜を確認
  • セダンよりワゴン
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合法的に泊まりやすい場所

ニューサウスウェールズ州とビクトリア州では、州有林がいちばん手軽な無料の選択肢です。キャンプは原則として、NSW州では最長4週間、ビクトリア州では連続28泊まで認められています。NSW州の州有林ではピクニックエリアでのキャンプは認められず、ビクトリア州では水路から少なくとも20メートル離れてキャンプする必要があります。

南オーストラリア州では、州の公有地(Crown land)で承認なしに最長21日までキャンプできます。一方、西オーストラリア州では、承認がない限り、認可されたキャラバンパーク、キャンプ場、標識のある休憩所を使うことが求められます。

迷ったら、簡素なキャンプ場やショーグラウンド(地域の催事場)に泊まれば、費用も少なく、悩まずに済みます。暗くなる前に着けば、標識を読み、自分の車でアクセスできるか確認できます。

覚えておきたいこと
  • 州有林:NSW州とビクトリア州は無料
  • SA州の公有地:21日
  • 暗くなる前に着く
MAP

ルート上のスポット

Caravan parksCampgroundsRoadside rest areas

出発前に確認

ルールや状況は変わります。出発前に公式情報と、目的の公園やキャンプ場のページをあらためて確認してください。

FAQ

よくある質問

オーストラリアで車中泊は合法ですか?+

はい、キャンプが認められている場所ならできます。予約したキャンプ場、キャンプを認めている州有林、ルールや標識で一晩の停車が認められた休憩所です。多くの自治体は駐車した車の中で寝ることをキャンプとみなし、通り、ビーチ、駐車場では罰金の対象にしています。Surf Coast Shireのその場で300豪ドルの罰金が、その一例です。

国立公園で車中泊はできますか?+

公園がキャンプを認めている場所に限られ、通常は事前に予約した指定のキャンプ場を指します。デイユースエリアやトレイルの入口に車を停めたまま夜を明かすと、無許可のキャンプになります。

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