水の計画は、飲み水を確実に補給できる場所と場所の間で、いちばん長い区間を把握することから始まります。そこに、暑さ、歩く距離、1日の遅れに備えた余裕を足しましょう。

01

必要な量を現実的に計算

1人ずつ、飲み水、調理、最低限の衛生に使う量を数えましょう。暑さ、標高、体を使う作業で、必要な量はすぐに増えます。

タンクの残りが少なくても、飲み水を減らしてはいけません。減らすなら体や物を洗う水にするか、予定より早くルートを切り上げましょう。

02

水源を確かめる

蛇口のマークがあっても、飲める水とは限りません。標識を読み、管理者に尋ね、安全かわからない自然の水は処理してから使いましょう。

へき地のタンクは空になっていたり、緊急用に取ってあったりすることがあります。次に確実に補給できる場所まで足りる量を積んでおきましょう。

覚えておきたいこと
  • 飲み水の予備を別に確保
  • 食品用の容器
  • 浄水の方法
  • 補給先の予備
03

安全に積む

大きなタンク1つより、複数の容器に分けておきましょう。1つが漏れても、水がすべてなくなることはありません。重い水は車内の低い位置に固定します。

容器は旅の合間に洗い、燃料、汚水用のホース、薬品は飲み水用の道具から離しておきましょう。

04

本当に必要な量

温暖な気候なら、飲み水と調理用に1人1日最低4〜5リットルを見込み、暑いときはかなり多めにしましょう。夏のアウトバックでは、1人1日7〜10リットルが現実的な量です。

これは飲み水と調理の分だけです。体を洗う水、洗い物、シャワーは別にかかるので、車のタンクは計算よりも早く空になります。

普段使う分とは別に、必ず予備を積んでおきましょう。できれば別の容器に分けておくのが理想です。へき地で車が故障すると、水は便利なものから命をつなぐものに変わります。

覚えておきたいこと
  • 1人1日最低4〜5リットル
  • アウトバックの暑さなら7〜10リットル
  • 手をつけない予備を別に用意
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水を補給できる場所

町、キャラバンパーク、観光案内所、多くの休憩所には飲料水があります。ただ、すべての蛇口の水が飲めるわけではなく、標識があるとも限りません。未処理の水や安全かわからない水は、大丈夫だと思い込まずに処理しましょう。

オーストラリアの内陸では井戸水(ボアウォーター)がよく使われていて、ミネラル分や塩分が多いことがよくあります。安全でもおいしくない場合もあれば、まったく飲用に向かない場合もあり、たいていは標識にどちらか書いてあります。

へき地のキャンプ場のタンクは雨水で、状態はまちまちです。どこか1つの水源が使えてきれいだと当てにせず、水を処理する手段を持っていきましょう。

覚えておきたいこと
  • 蛇口の水がすべて飲めるとは限らない
  • 井戸水は飲用に向かないことが多い
  • へき地のタンクには浄水手段を
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野外での水の処理

最も確実なのは1分間の煮沸で、コンロさえあればほかの道具はいりません。原虫と細菌に対応した浄水フィルターなら、オーストラリアの地表水のほとんどに使えます。薬剤による処理も効果はありますが、時間がかかり、味も変わります。

農地の地表水には、ろ過では取り除けない化学物質が含まれていることがあります。タンクの水や町の水道水が手に入るならそちらを選び、農業地帯では川の水は最後の手段にしましょう。

熱帯では、ワニがいるかもしれない水辺から水をくむのはやめましょう。北部での水の確保では、汚染よりもこちらのほうが現実的な制約になります。

覚えておきたいこと
  • 1分間の煮沸が最も確実
  • フィルターでは化学物質を除けない
  • 北部はワニがいて水くみに制約
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保管と衛生

食品用の容器を使い、直射日光を避けて、こまめにすすぎましょう。暑い車内に何週間も置いた水は味が変わり、雑菌も増えます。タンクが満杯でないときは特にそうです。

飲み水用の容器やホースは、汚水廃棄場(Dump Point)のまわりで使うものとはしっかり分けて保管し、ホースの先は地面につけないようにしましょう。水もトイレも車でまかなう旅で体調を崩す原因のほとんどは、この習慣ひとつで防げます。

専用のタンク洗浄剤で、定期的にタンクを消毒しましょう。特に長旅の前や、車をしばらく使っていなかったあとが大切です。半日の手間で、1週間分のトラブルを防げます。

覚えておきたいこと
  • 食品用の容器を日の当たらない場所に
  • ホースの先は地面につけない
  • 長旅の前にタンクを消毒
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使う水を減らす

食器は蛇口の流し洗いではなく洗い桶で洗う、すすぎにはスプレーボトルを使う、シャワーは体をぬらしてからすすぐまで水を止めておく。どれもタンクの水を大きく長持ちさせます。

たいていは清水タンクが空になるより先に、生活排水(グレーウォーター)のタンクがいっぱいになります。使う量を減らせば、両方を同時に長持ちさせられます。へき地の長い区間では、その差が1〜2日分の余裕になることもあります。

容器にはわかりやすいラベルを、いつも同じルールで貼っておきましょう。本当に体調を崩す原因になるミスはただひとつ、急いでいるときに飲めない水を飲み水用の容器に入れてしまうことです。

長旅の前や、車をしばらく使っていなかったあとは、給水タンクを消毒しておきましょう。半日の手間で、1週間分のトラブルを防げます。

覚えておきたいこと
  • 流し洗いより洗い桶
  • 清水より先に排水がいっぱいに
  • 小さな習慣で1日分の余裕
MAP

ルート上のスポット

Potable water fillingRoadhousesVisitor centres
FAQ

よくある質問

オーストラリアのへき地キャンプに必要な水の量は?+

飲み水と調理用に1人1日最低5リットルを見込み、暑いときはさらに多めにして、故障に備えた予備も別に積みましょう。アウトバックの未舗装路では、その場で数日動けなくなっても足りる量を積むのが定番のアドバイスです。

オーストラリアのキャンプ場の水道水は飲めますか?+

町やキャラバンパークなら、一般的に飲めます。国立公園やへき地のキャンプ場ではタンクの水や井戸水が多く、飲用不可と表示されていることもよくあるので、フィルターを持っていくか煮沸しましょう。

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